歯を失う一番の原因・・・なぜ、今まで気付かなかったのか？
30代以上の約8割が侵されている「歯周病」
歯を失う大きな原因の一番は「歯周病」です。
当医院でも、お越しになられる９割の患者さまが歯周病です。
また、虫歯だと思って来院された方の８０パーセント以上の患者さまが歯周病が進行しているケースが非常に多いのです。
歯を失う原因 歯周病41.8％、う蝕32.4%、破折11.4%、その他14.4%。※（財）8020推進財団 平成17年永久歯の抜歯原因調査より
「歯周病」はほとんどの人に自覚症状がありません。
虫歯と違って歯周病には痛みがありません。痛くないので気が付きません。
ですから長い年月をかけてその恐ろしい病気はどんどん進行し続けます。
本当に恐ろしい病気ですが、ほとんどの方にその意識はありません。
歯周病はお若い方であっても重症化している方はたくさんいらっしゃいます。
歯周病の進行
こんな症状が出てやっと「歯周病かな？」と気付きます。
- 歯がグラグラしてきた
- 歯ぐきから血が出る
- 前の歯が年々前に倒れて歯並びが
- 崩れてきた
- 口から変なにおいがする
- 歯ぐきがよく腫れる
- 歯が昔より伸びてきた気がする （歯ぐきがやせてきた）
そ30代以上の約8割が侵されている「歯周病」
当医院に駆け込んでこられた患者さまは、今までどこの歯医者さんに行っても「歯周病です、と言われたことなんて一度もなかった！」とおっしゃいます。
当医院では、まず、お口の状態・顎の骨の状態までを確認するためにパノラマレントゲンを撮影します。
吉本歯科医院に来てはじめて「自分が歯周病だった」ということに気がつく方が多いのはこのパノラマレントゲンで骨の状態をきちんと確認するから、という工程を行っているからに他なりません。
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「歯周病」
通常、歯周病の治療は、数回に分けて歯科衛生士がお口の中の歯石を除去していく作業を行います。
しかし、実際には「歯のお掃除」「ブラッシング」治療では残念ながら治ってはいきません。
感染に対する治療を行わなくてはならない病気です。
当医院では、まず、歯周病の歯周病菌の種類を診断する検査を行っております。
歯周病は感染症であり、歯周病菌の存在なしでは発症することは絶対にありません。
原因を見つけ治療方針を決めるためにも感染症では歯周病菌検査が必要なのです。
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「歯周病」
歯周病は「治る」ことはありません。糖尿病と同じで、一度かかると一生のお付き合いということになります。
悪化するのを少しでも遅らせて現状を維持する。
これが目標なのです。定期的なメインテナンスを行っていけば、高齢になっても十分に自分の歯を維持することができます。
